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花姿が美しいバラ、3選!実際に育ててみてお勧め!
今、地植えで15株、鉢で15株のバラを育てています。
バラの花はどれも美しいのですが、その中でも、一輪の花が美しいものを選んでみました。
実際に育ててみた感想です。
- ジャストジョーイ
- イングリッドバーグマン
- ノヴァーリス
ジャストジョーイ(Just Joey)
ジャストジョーイは、1994年 クライストチャーチ大会(ニュージーランド)に殿堂入りしたバラです。
アプリコット色で、レースのようなひらひらとした花弁の、巨大輪です。
香りも、すごくいいです。
私はあまり香りに詳しくないのですが、ジャストジョーイの香りは「フルーツ香」と称されることが多いです。
一輪が巨大なせいでしょうか、花数は正直、少ないです。
たまに、大きなハッとするような美しい花を咲かせます。
この花は、蕾の時はサイズが小さいんです。
こんな感じ(↓)。

でも、花が開くと、びっくりするくらい大きくて、美しさに魅了されてしまいます。

「たまにしか咲かなくてもいいから、とにかく一輪が美しいバラが欲しい。香りがよければ、なお、最高」と考えている方には、ジャストジョーイは、かなりお勧めです。
耐病性は、バラの家のサイトを見るとタイプ2(月2回の薬剤散布できれいに咲く)です。
実際に育ててみて、薬害が出たこともないし、黒点病もめったに出ないです。
樹勢はそんなに強くはないです。
あの巨大輪にエネルギーを使うんだろうなあ。
うちの庭では、もともとジャストジョーイが他のバラの陰になってしまう場所に植えられていました。
なので、わざわざ秋の終わりに、日の良く当たる場所にジャストジョーイを植え替えました。
しかし、日当たりのよい場所に植え替えた後にジャストジョーイの勢いがよくなった、ということは特にありません。
今まで通り、淡々と育っています。
イングリッドバーグマン
イングリッドバーグマンは深紅でエレガントな花を咲かせるバラです。
2000年の世界バラ会議ヒューストン大会(アメリカ)で殿堂入りしました。
樹勢も強く、育てやすいです。
花数も、この大きさの花にしては、多い方だと思います。少なくとも、ジャストジョーイよりは多いですね。
我が家では、挿し木のイングリッドバーグマンも美しい花を咲かせています。
香りはありません。
「香りはなくていいから、とにかく美しいバラを育てたい」という方にお勧めです。
バラの家のサイトだとタイプ3(月3回の薬剤散布)に分類されていました。
確かに、庭に地植えにしているイングリッドバーグマンは、黒点病が出ているなあ。
ただ、樹勢が強いせいで、「かよわいバラ」という印象はありません。
イングリッドバーグマンをバルコニーで鉢植えで育てていた時代は、無農薬でも病気になりませんでした。
なので、土の跳ね返りのない環境で育てる分には、月3回の薬剤散布をしなくても、なんとかなりそうな気がしています。

ノヴァーリス
ノヴァーリスは、ドイツのコルデス社の耐病性が強いのが有名なバラです。
バラの家のサイトでは、タイプ0(月の薬剤散布が0回でもなんとなる)に分類されています。
耐病性の強さばかりがクローズアップされがちですが、一輪の花も、とても美しいです。
香りはほとんどしないかなあ。
「むらさき色の一輪が美しく、耐病性が強いバラが欲しい」という方にはお勧めです。