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一輪の花姿が美しいバラ、3選!実際に育ててみてお勧め!

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花姿が美しいバラ、3選!実際に育ててみてお勧め!

今、地植えで15株、鉢で15株のバラを育てています。

バラの花はどれも美しいのですが、その中でも、一輪の花が美しいものを選んでみました。

実際に育ててみた感想です。

  • ジャストジョーイ
  • イングリッドバーグマン
  • ノヴァーリス

ジャストジョーイ(Just Joey)


ジャストジョーイは、1994年 クライストチャーチ大会(ニュージーランド)に殿堂入りしたバラです。

アプリコット色で、レースのようなひらひらとした花弁の、巨大輪です。

香りも、すごくいいです。

私はあまり香りに詳しくないのですが、ジャストジョーイの香りは「フルーツ香」と称されることが多いです。

一輪が巨大なせいでしょうか、花数は正直、少ないです。

たまに、大きなハッとするような美しい花を咲かせます。

この花は、蕾の時はサイズが小さいんです。

こんな感じ(↓)。

じ_ジャストジョイ_2022-05-28_001

でも、花が開くと、びっくりするくらい大きくて、美しさに魅了されてしまいます。

じ_ジャストジョイ_20220604_004

「たまにしか咲かなくてもいいから、とにかく一輪が美しいバラが欲しい。香りがよければ、なお、最高」と考えている方には、ジャストジョーイは、かなりお勧めです。

耐病性は、バラの家のサイトを見るとタイプ2(月2回の薬剤散布できれいに咲く)です。

実際に育ててみて、薬害が出たこともないし、黒点病もめったに出ないです。

樹勢はそんなに強くはないです。

あの巨大輪にエネルギーを使うんだろうなあ。

うちの庭では、もともとジャストジョーイが他のバラの陰になってしまう場所に植えられていました。

なので、わざわざ秋の終わりに、日の良く当たる場所にジャストジョーイを植え替えました。

しかし、日当たりのよい場所に植え替えた後にジャストジョーイの勢いがよくなった、ということは特にありません。

今まで通り、淡々と育っています。

イングリッドバーグマン


イングリッドバーグマンは深紅でエレガントな花を咲かせるバラです。

2000年の世界バラ会議ヒューストン大会(アメリカ)で殿堂入りしました。

樹勢も強く、育てやすいです。

花数も、この大きさの花にしては、多い方だと思います。少なくとも、ジャストジョーイよりは多いですね。

我が家では、挿し木のイングリッドバーグマンも美しい花を咲かせています。

香りはありません。

「香りはなくていいから、とにかく美しいバラを育てたい」という方にお勧めです。

バラの家のサイトだとタイプ3(月3回の薬剤散布)に分類されていました。

確かに、庭に地植えにしているイングリッドバーグマンは、黒点病が出ているなあ。

ただ、樹勢が強いせいで、「かよわいバラ」という印象はありません。

イングリッドバーグマンをバルコニーで鉢植えで育てていた時代は、無農薬でも病気になりませんでした。

なので、土の跳ね返りのない環境で育てる分には、月3回の薬剤散布をしなくても、なんとかなりそうな気がしています。

い_イングリッドバーグマン_20211027_002

ノヴァーリス


ノヴァーリスは、ドイツのコルデス社の耐病性が強いのが有名なバラです。

バラの家のサイトでは、タイプ0(月の薬剤散布が0回でもなんとなる)に分類されています。

耐病性の強さばかりがクローズアップされがちですが、一輪の花も、とても美しいです。

香りはほとんどしないかなあ。

「むらさき色の一輪が美しく、耐病性が強いバラが欲しい」という方にはお勧めです。