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バラ薬剤散布ローテーション!基本、混用
殺虫剤と殺菌剤を混用して使う想定で、5パータン、薬剤散布ローテーションを作りました。
散布の頻度は、雨が多く、虫の動きも活発な6,7月は週1かなあ。
梅雨明け後は月2でいいと思っています。
パターン1 | オルトラン水和剤(殺虫剤)+ジマンダイセン水和剤(殺菌剤・予防) オルトラン水和剤は希釈倍率 1,000倍、4リットルの水で4グラム ジマンダイセン水和剤は希釈倍率600倍、4リットルの水で6.66グラム |
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パターン2 | トクチオン乳剤(殺虫剤)+トップジンM水和剤(殺菌剤・治療) トクチオン乳剤は希釈倍率1,000倍、4リットルの水で4ml トップジンM水和剤は希釈倍率2,000倍、4リットルの水で2グラム |
パターン3 | サンヨール乳剤(殺虫殺菌剤) サンヨール乳剤は希釈倍率1,000倍、4リットルの水で4ml |
パターン4 | アファーム乳剤(殺虫剤)+オーソサイド水和剤(殺菌剤・予防) アファーム乳剤は希釈倍率1,000倍、4リットルの水で4ml オーソサイド水和剤は希釈倍率800倍、4リットルだと10グラム。付属のスプーン8杯分 |
パターン5 | アルバリン顆粒水和剤(殺虫剤)+サプロール乳剤(殺菌剤・治療) アルバリン顆粒水和剤の希釈倍率は2,000倍、4リットルの水で2グラム サプロール乳剤は希釈倍率1,000倍、4リットルの水で4ml |
台風後 | リドミルゴールドMZ(殺菌剤・治療) リドミルゴールドMZは希釈倍率1,000倍、4リットルの水で4グラム |
コガネムシの時期に土に撒く | オルトランGX(殺菌剤) |
耐性がつかないように、5パターン作りました。
バラの薬剤(殺虫剤、殺菌剤)の系統まとめ!ローテーションの時に思い出す!
バラの薬剤散布
殺虫剤+殺菌剤
- 虫を殺すのが殺虫剤
- 病原菌を殺すのが殺菌剤
バラの殺虫剤
有機リン系 | オルトランGF水和剤・乳剤・粒剤 スミチオン乳剤 マラソン乳剤 トクチオン乳剤 ガットサイドS |
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合成ピレスロイド系 | ベニカX 園芸用キンチョールE |
マクロライド | アファーム乳剤 |
澱粉系 | 粘着くん |
ネオニコチノイド・チアニコチル系 | ダントツ水和剤、オルトランDX粒剤、ベニカXガード粒剤、アルバリン顆粒水溶剤 |
澱粉系 | 粘着くん |
ネオニコチノイド・クロロニコチニル系 | モスピラン水和剤 |
有機銅 | サンヨール乳剤 |
有機リン系の殺虫剤が多いです。
ああ、ややこしい。
殺虫剤でいうと
- ネオニコチノイド・チアニコチル系(クロチアニジン):ベニカXガード粒剤
- 有機リン系:オルトランGF水和剤・粒剤、ガットサイドS
- 合成ピレスロイド系(ベルメトリン):園芸用キンチョールE
は既に使いました。
2021/9/23に有機リン系のガットサイドSを枝で塗り、オルトランGF粒剤を土に混ぜ、
2021/9/26に有機リン系のオルトラン水和剤を噴霧器で散布、
しています。
有機リン系が連続してしまいました。
まあ、仕方ないか。
次回はトクチオン乳剤(1,000倍希釈)をトップジンM水和剤(2,000倍希釈)と一緒に散布しようと考えていたのですが、
トクチオン乳剤も有機リン系ですね。
うーーん、有機リン系ばかり連続して平気なのかなあ?
謎。
トクチオン乳剤は、結構高いですよねー。
500mlで3,000円。
1リットルで1ml利用するわけだから、500mlだと500リットル分です。
1回の薬剤散布で4リットル散布するとして、500リットル÷4リットル=125回分ですね。
まあ、そんなもんでしょうか。
あと、殺虫殺菌剤のサンヨール乳剤も使っている人が多いですね。
小さいサイズを買ってみます!
薬剤散布のパターンを作らないとなあ。
殺虫剤は
- オルトラン水和剤(有機リン系)
- トクチオン乳剤(有機リン系)
- アファーム乳剤(マクロライド系)
- サンヨール乳剤(有機銅系)
にしようかなあ。
いやいや、その場合、有機リン系・マクロライド系・有機銅系の実質3種類になってしまうから、足りないか。
虫に耐性がつかないようにしようと思ったら、5パターンはいるのだと思います。
バラの殺菌剤
ベンゾイミダゾール系(治療薬) | トップジンM水和剤 ベンレート |
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有機硫黄(予防薬) | ジマンダイセン水和剤 |
有機塩素系(TPN) | ダコニール1000 |
A:核酸合成代謝 – PA殺菌剤(フェニルアミド) | リドミルゴールドMZ |
有機塩素 | オーソサイド水和剤 |
とりあえず、過去に散布した殺菌剤の薬剤系統は、奇跡的に重複していなかった。
今後は、
- 台風通過後にバラに無数の傷がついていそうな場合:リドミルゴールドMZ
- 秋バラの時期に病害虫が気になる場合:トップジンM水和剤(2000倍希釈)+トクチオン乳剤(1000倍希釈)
- 月1回;ベニカXガード粒剤とオルトランGF粒剤を土に混ぜ込む
を散布する予定です。
2021年の薬剤散布は、さすがに10月で終わりにしたいなあ。
11月は、落葉するわけだし、もういいんじゃない?
でも、12月まで咲くバラも中にはあるから、11月も薬剤散布をした方がいいのかなあ。
あーあ、面倒くさいです。