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ダコニール1000散布、展着剤はダインを使用!無農薬栽培、挫折(2021年9月12日)
ダコニール1000散布に至った経緯
黒点病のキャプテンピンクの状態が、あまりにひどい。
健康な葉が一枚もない。
黒点病の葉か、葉ダニに食われたか葉か、それ以外の虫にかじられた葉しかない。
キャプテンピンク以外でも、イネス、つるアイスバーグ、オデュッセイア、ジャストジョイにも黒点病が出ている。
キャプテンピンクほどではないけど、つるアイスバーグも、下の方の葉に黒点病がだいぶ広がっている。
これから秋の長雨と台風シーズンだ。
無農薬栽培の方針を変更し、殺菌剤を撒かなければ、庭のバラの葉が、黒点病で全部落ちるかもしれない。
こちらは、黒点病の話題を取り上げている動画だ。
ローズガーデンでさえ、黒点病が広がって、バラの葉が落ちてしまうことがあるんだなあ。
黒点病でバラの株が枯れこむことはないだろう。
でも、葉っぱがすべて落ちてしまったら、大ダメージにはなると思う。
たまに納豆菌や木酢液を希釈したものを葉面散布していたけど、
頻度が足りなかったのか、
散布の仕方がいまいちだったのが、
散布のタイミングがいまいちだったのか、
原因は特定できていないけど、少なくとも効果が出ていない。
猛暑の中、花が咲くに任せて花を咲かせたて、夏バテで株が疲れ気味だったのも、よくなかったのかもしれない。
人間も、元気な時は風邪を引かないけど、疲れ気味の時は、ちょっとしたことで体調を崩したりする。
薬剤散布することに、すごく心理的な抵抗があった。
二重にマスクをして、水泳用のゴーグルをつけても、薬剤散布した後は、必ず気持ちが悪くなる。毒を吸い込んでしまった時の、あの感じ。本当に暗い気持ちになる。
それに、殺菌剤を撒けば、植物が病気になる菌も死ぬけれど、他の微生物も死ぬんだろう。ちょうど、人間が医者に処方された抗生物質を飲むようなものだ。
でも、ここまでバラがひどい状態になっている今、応急処置として殺菌剤を撒き、葉を少しでも多くのことした方がバラの健康にいいんじゃないだろうか。
ずいぶん迷ったけれど、殺菌剤を撒くことにした。
黒点病だけではない、ボロボロのキャプテンピンク
キャプテンピンクの古枝の切り口に、まるで錐で穴をあけたような穴があった。
キャプテンピンクは、黒点病だけではなく、テッポウムシの被害にもあっているんだと思う。
夏の盛りを超えた頃に、急に樹勢が落ちた。
それまでは元気だったのに。
私は、テッポウムシは株の根元にいると思い込んでいたので、毎日キャプテンピンクの根元に木くずがないか、そればかり気にかけていた。
株元に、ニームケーキを頻繁に撒いたり、
葉に、ニームオイルを葉面散布したり。
でも、今回、穴は古株を剪定した時の切り口に空いていた。
その穴から幼虫の姿を見たわけではないので、テッポウムシがいると断言はできないけど、ほかに穴が空く理由が思いつかない。
株元だけではなく、古い枝の切り口だったり、枝の側面から、テッポウムシが入り込むことだってあるんだなあ。
テッポウムシがかじったらしき穴に関しては、『カミキリムシ 殺虫剤 住友化学園芸 園芸用キンチョールE 420ml』を楽天市場で購入したので、届き次第、水着のゴーグル+二重マスク+使い捨てビニール手袋で厳重装備の上、対処しようと思う。
ニームオイルやニームケーキは、確実に虫の忌避効果があるけれど、
全部の虫に効くというわけではないのかもしれない。
仮にニームがテッポウムシに効果があるとしても、
そもそも穴に気づいていなかったので、テッポウムシが入り込んでいるであろう幹の内部に、ニームオイルを撒いていないし。
なんだか、気持ちがモヤモヤする。
幹に入り込んでしまったテッポウムシを除去するには、殺虫剤を撒くしかないのかなあ。
来年から、幹が太く、木質化している株については、テッポウムシ予防樹脂を塗って、自衛しておけばいいのかなあ。
ダコニール1000と展着剤ダインを葉面散布
農薬が入っている引き出しを開け、黒点病に効果がある薬剤がないかを探した。
ダコニール1000という液体の薬剤があった。
あと、展着剤のダインという液体もあった。
ダインは、茶色い気味の悪い液体だ。
ダコニール+ダインが最善の組み合わせかどうかはわからなかったけど、次の休日まで待たず、今日薬剤散布した方がいいだろうと思い、これを撒いた。
まずペットボトルに、2リットルの水を入れた。
次に、ダインを0.5ml入れ、ペットボトルを振った。
最後に、ダコニール1000を2ml入れ、さらにペットボトルを振った。
計量にはスポイトを使った。
薬剤散布で気持ち悪くなるのが嫌だから、
- 水泳用ゴーグル
- 使い捨てのビニール手袋
- 二重の布マスク
- 長袖の服
- ヘアバンド
の防備で臨んだ。
お願いだから、元気になってくれ…。
まだ病気になっていない葉は、病気にならないでくれ…。
なかば祈りながら、薬剤散布した。
薬剤散布している間は、別に気持ち悪くなかった。
薬剤散布した後、後片付けをしている時も、別に気持ち悪くなかった。
でも、薬剤散布が終わって30分くらいして、部屋でのんびりしていたら、気持ち悪くなってきた。
布マスクを二重にするくらいだと、やはり薬剤を吸い込んでしまうんだなあ。
なんだかなあ。
余談:
近所に隣接しているモッコウバラと宇部小町、
バルコニーのアンナプルナとイングリッドバーグマンには、
薬剤散布をしていない。
薬剤散布後の懸念!明日ダコニール1000の薬害が出るのでは?明日は晴れで最高気温が27度だ
ダコニール1000は、気温が25度以上だと、薬害が出るという。
今日は、曇っているし、薬剤散布をしてから25度以上になるタイミングはない。
問題は明日の天気だ。
千葉県の明日の天気予報を見ると、晴れで、かつ最高気温が27度なんである。
明後日以降は、曇りで最高気温も25度以下だ。
バラの黒点病をどうにかしようと撒いたダコニール1000だけど、逆に薬害が出るかもしれない。
そんなことがあったら、だいぶ落ち込むなあ。
気持ち悪くなりながら、色々な微生物を皆殺しにしながら、薬剤散布したのに、
結局バラが薬害で弱ることになってしまったら…。
想像で落ち込むのはよそう。
まずは様子を見よう。
薬剤散布後の悲しみ!ダコニール1000は予防薬であり、治療薬ではない
気持ちが焦るあまり、家にあったダコニール1000を撒いてしまったけど、ダコニール1000は黒点病の予防薬であり、治療薬ではない。
ああ、私、やらかしてしまった。
既に黒点病が広がり切ったバラの株に対して予防薬を撒いたところで、一体、何の意味があろうか。
治療薬を撒かないといけなかった。
あー。
仕方ないので、楽天市場で、黒点病の治療と予防の両方に効果があるという『トップジンM 水和剤』を購入した。
来週末の9/18(土)~20(月)はちょうど三連休なので、無風で気温の低い日に『トップジンM水和剤』を撒こう。
その時は、農薬用マスクをつけよう、布マスクではなく。