池坊のお花の展示会を見に、上野の東京都美術館に行った。
JR上野駅の公園口を出ると、人が多くて、人酔いしてしまった。
上野はもう桜が咲いていた。お花見をしている人がたくさんいた。曇り空だから、お花見もつまらないだろうな。
でも、桜が満開の時期というのは、だいたい、曇っていたり、雨が降っていたりするのだ。
歩けど、歩けど、東京都美術館に到着しない。
土地勘がないこともあり、駅から会場までが遠かった。
会場に着いた時は、すでにぐったりしていた。
しかし、花を見ているうちに、元気が戻ってきた。
生け花には、なにか人を元気にする力があるのだ。
池坊のサイトに「支部花展・901作」と書いてあるだけあり、展示会には、ものすごく多くの花が生けてあった。
どの作品も格好よかった。
さすがにすべてを写真に納めるのは無理だった。
ボケを使った作品も多くあった。「家の庭に咲いているボケを生けたらいいかも!」と思った。トゲが怖いけれど。


ああ生け花は素敵だなあ。