父親の四十九日法要が無事に終わった。
お坊さんにお経を霊園の室内で上げてもらったあと、納骨した。
お経をあげるのが室内でよかった。
お墓の前での読経だったら、暑さでフラフラになってしまいそうな日だった。
真言宗のお経。
父はきっとこれで天国に行けただろう。
なんだか父親が亡くなってから、時の流れが、早いような、遅いような、不思議な感覚だ。
納骨の時、係の男の人たちが墓石をずらすのが大変そうだった。
よほど、墓石が重いのだろう。
曇ったり晴れたりで、雨が降らなかったのは幸いだが、風が強かった。
髪がもしゃくしゃ。
帰りは、四十九日法要にきてくれた親戚と、和食屋で遅めの昼ご飯を食べて帰った。
おなかがいっぱいになった。