Contents
Judas and the Black Messiah(映画)が2021年上映!
日本での上映時期は?
■回答
そもそも日本での上映されるのかどうか、情報が出ていません(涙)。
仮に日本でも上映されるとしたら、アメリカでの上映が2021年なので、翻訳のタイムラグがあったとして、2021年以内に日本で上映されればラッキー?
日本でも上映されますように!
あらすじ(ネタバレあり)
映画のあらすじをざっくり言ってしまうと
『ブラックパンサー党のカリスマ活動家フレッド・ハンプソン(イリノイ支部の議長)が裏切りにあい、FBIに暗殺される』
という筋書きです。
あらすじだけ読むと、重苦しい気持ちで窒息しそうになるけど、
映画の根底にあるテーマは
『革命家を殺害することはできても、革命を殺すことはできない』
ということです
あらすじに戻ると、
FBIは、刑務所に服役中のオニールに
『ブラックパンサー党に潜入して、ハンプソンについての情報を提供するなら、自由にしてやる』と取引をもちかけます。
オニールがその取引に応じ、
フレッド・ハンプソンは暗殺されてしまうわけです。
ブラックパンサー党を脅威に感じた政府が
ブラックパンサー党に対するネガティブな情報を流すわけですが、
実際のブラックパンサー党は、貧困層の児童に対して無料で食事を配ったり、
治療費が無料の病院の建設を行ったり、
と人々に尽くす活動をしていた、という見えていなかった事実のも語られます。
■ブラックパンサー党
日本ではそこまで馴染みがないかもしれませんが、
ブラックパンサー党は1960年代後半から1970年代にかけてアメリカで黒人民族主義運動・黒人解放闘争を展開していた急進的な政治組織です。
都市部の貧しい黒人が居住するゲットーを‘警察官から’自衛するために結成されました。
共産主義と民族主義を標榜していて、革命による黒人解放を提唱し、アフリカンアメリカンに武装蜂起を呼びかけました。
ブラックパンサー党は、
貧困層の児童に対して無料で食事を配ったり、
治療費が無料の人民病院の建設を行いました。
キャスト
フレッド・ハンプソン役 | ダニエル・カルウヤ(Daniel Kaluuya)
『Get out』とか『Windows』とか『Black Panther』に出演していた俳優さん |
---|---|
ウィリアム・オニール役 | ラキース・スタンフィールド(LaKeith Stanfield)
『Atlanta』とか『The Girl in the Spider’s Web』に出演していた俳優さん |
ダニエル・カルウヤ(Daniel Kaluuya)
百聞は一見にしかず、ダニエル・カルウヤさん、この人。
Watch the trailer for Judas and the Black Messiah, a movie about the betrayal & assassination of Fred Hampton, chairman of the Black Panther Party. Starring Daniel Kaluuya & LaKeith Stanfield. Only in theaters. “You can murder a revolutionary, but you can’t murder a revolution.” pic.twitter.com/64CrTflFOy
— Warner Bros. Pictures (@wbpictures) August 6, 2020
ラキース・スタンフィールド(LaKeith Stanfield)
百聞は一見にしかず、ラキース・スタンフィールドさん、この人。
予告編の動画
ブラックパンサー党の時代背景がわかる写真集や書籍
ブラックパンサー党が活動していた1960年代後半から1970年代の様子がわかる写真集や書籍があったので、
リンクを貼っておきます。
ハーレム【黒い天使たち】 (写真 / 吉田ルイ子 : 文 / 木島始)
ハーレムの熱い日々 (1972年)
ハーレムの熱い日々 (講談社文庫)