『月の立つ林で』は青山美智子さんの短編集だ。
5章で構成されていて、それぞれ主人公が違う。
- 一章 誰かの朔(長年勤めた病院を辞めた元看護士。現在、実家で無職)
- 二章 レゴリス(売れないながらも夢を諦められない芸人)
- 三章 お天道様(娘と妻との関係の変化に寂しさをかかえる二輪自動車整備士)
- 四章 ウミガメ(親から離れて早く自立したいと願う女子高生)
- 五章 針金の光(仕事が順調になるにつれ、家族とのバランスに悩むアクセサリー作家)
面白くて、一気に読んでしまった。
どの短編も、読んだ後に心が温まる。
あらすじや登場人物はこれから書こう。
月の立つ林で/青山美智子
月のように少しづつ変わっていくそれぞれの日常に、少しの寂しさやつまづきを抱える5人の短篇連作集。
知らない者同士が知らない間に誰かの支えになったり、心温めたり。それは誠実に生きていくからこそなのかな。因みに次の「月の立つ」日は4月20日のようですよ!#読了 pic.twitter.com/Jg0Vh5UplL
— くらり@読書垢 (@fuwari_kurakura) April 11, 2023
『月の立つ林で』を読了。
ネコが表紙でつい買ったものの、それぞれの人物が竹林の根のようにひとつの樹になったとき、少し目頭が熱くなる読書体験をしました。
時間は消費でなく、繰り返しているだけと時間認識を考えさせられました。#読書好きな人と繋がりたい #読了 pic.twitter.com/rdNZfMJRSd— 猫になりそうな人 (@nekodokushuo) April 14, 2023
「月の立つ林で」
見えない誰かへの想いやりを感じる作品でした。周りの人からの優しさを感じとって返してあげられる人になりたいな。#読了 pic.twitter.com/VEQG2asO5A— 読書初心者 (@dCf5X8V9Z1wWyLK) April 11, 2023
月の立つ林で/青山美智子
#読了懸命に生きる一人一人のお話
みんな揺れて、嬉しいことも悲しいことも抱えながら必死に日々を紡いでいく。
青山さんの本は本当に元気を貰えます、新学期でクラスも変わって不安だったけど、自分も月に祈りながらもがいてみようと思えました。 pic.twitter.com/CYXEoJAvuY— れいとこと@読書 (@UYfw8) April 12, 2023
『月の立つ林で』(青山美智子/ポプラ社)
・本屋大賞ノミネート作ラスト。発表には惜しくも間に合わなかった~
ほんと、心が温かくなる群像劇の名手。どこかの見知らぬ誰かのために、優しくあれますように。竹林が地中で繋がってるように、私たちもどこかできっと繋がってるのかもしれないな。#読了— 桜 (@sakura47978371) April 13, 2023