バラ薬剤散布の注意点
はじめに
自分の備忘録を兼ね、薬剤散布の注意点を書いておきます。
時間がたつと、細かい注意点を忘れてしまうんですよねー。
バラ薬剤散布の事前準備
バラ薬剤散布の事前準備
- 週間天気(1時間ごと)で風速をチェックし、風速2メートル以下の時間帯を探す
- 噴霧器の事前動作確認。水だけ入れて、ちゃんと噴霧器が動作するか、ノズルが詰まっていないか、を確認しておく。せっかく薬剤散布で早起きしたのに、ノズルが詰まって薬剤散布ができなかったら、だいぶ辛い
- 持ち物の確認 ※持ち物は、別の場所にまとめます
- 過去の薬剤散布の履歴を再確認。間違えて、同じ系統の薬剤を散布しないように、確認しておく
- 薬剤の希釈倍率の再確認
- 農薬ゴーグルに曇り止めを塗り、曇らないかどうかを事前確認 ※これが曇ると、作業がしづらいのなんのって…
バラ薬剤散布の持ち物
バラ薬剤散布の持ち物
- 曇り止めを塗り、曇らないことを確認済の農薬ゴーグル
- 使い捨ての農薬マスク。これがないと、とても気持ち悪くなる。
- ベポラップ(鼻に塗っておく)
- フルフェイスマスク。農薬マスクだけだと気持ち悪くなる。
- 長袖長ズボンの洋服
- 髪をとめるゴム(髪はひとつにまとめておくと便利)
- 髪をとめるピン(邪魔な前髪を止める)
- 靴下
- 使い捨てのビニール手袋(必ず2重にする。そうでないと、染みてくる)
- 輪ゴム(ビニール手袋をつけたあと、手首につける)
- キッチンスケール(農薬用に購入したもの)
- キッチンスケールに引くサランサップ
- 粉の薬剤を測るときに使う計量スプーン(下が平らになっている)
- ハサミ(薬剤の袋を切る)
- 洗濯ばさみ(薬剤の袋を止める)
- ジップロック(薬剤の袋をしまう)
- ウェットティッシュ(何かをこぼした時に便利)
- ゴミ袋(使い捨て農薬マスクと使い捨てビニール手袋を捨てる)
- ゴミ袋(脱いだものを入れる)
- リュックサック、家の鍵
- 長靴
持ち物をかき出していて、うんざりしてきました。
なんて面倒なんだろう、薬剤散布。
ちょっと油断すると、薬剤散布している側が気持ち悪くなるし。
バラ薬剤散布の時間帯と天候:無風の夜明け前、雨が降っていない日
バラ薬剤散布の時間帯と天候
- 日の出の30分前くらいから開始するのが個人的なお勧め。この時間帯だと、近所の方がまだ窓や戸を開けていないので、近所迷惑にならないし、あたりが白み始めているので手元が見えます
- 天候は、とにかく無風の雨以外の日。なぜか明け方は無風なことが多い
バラ薬剤散布中の注意点
バラ薬剤散布中の注意点
- 必ず風上に立つ
- 色々な角度から散布する
- 葉っぱから薬剤がしたたり落ちるのを確認する
- 風が吹いてきたら、近所迷惑になるので、薬剤散布をやめる
- 余った薬剤は、土にかける
バラ薬剤散布後の注意点
バラ薬剤散布後の注意点
- 噴霧器を洗ってしまい、農薬をしまい終えてから、使い捨て手袋や農薬マスクを外す
- 使い捨て手袋や使い捨て農薬マスクは、さっさとゴミ袋に入れ、捨てる
- フルフェイスマスクとゴーグルは、その場でも水でざっと洗い、別のごみ袋に入れ、持ち帰る
- 長靴にも、ざっと水をかける
- 部屋に戻ったら、着ているものを全部脱ぎ、着替える
- 着ていたものは、別の袋に入れ、別に洗濯する
- 手を洗い、顔を洗い、ついでに再度歯磨き
- 可能ならシャワーも浴びる
なにせ毒を扱っているから、終わった後もやることが多い。
後片付けまで入れると、1時間半はとられている。