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バラのチュウレンジハバチ対策!産卵で茎が裂けた部分に木工ボンド!
つるアイスバーグの茎の裏に裂け目を発見。犯人はチュウレンジハバチ
今日、つるアイスバーグに霧吹きで葉水をかけていたら、茎の裏に裂け目を見つけました。

↑赤く丸で囲っている三か所が、茎の裂け目です。
なんだろう、これ。
虫の何かに見えるけど。

他の枝にも、裂け目がありました。
インターネットで調べてみたところ、これは、チュウレンジハバチの産卵の跡なんですね。
チュウレンジハバチの名前前半「鐫花娘子/チュウレンジ」は、中国語で「メスが花咲く植物に穴を彫って卵を産む瑠璃色をした蜂」ということなんだそう。
確かに、茎に彫ったみたいな跡がついています。
知らなかった~~~!!
チュウレンジハバチとは?
大きさは8ミリ、おなかがオレンジ色で、あとは黒色のハチの仲間。
ハチですが、人を刺しません。
ちまたでは、チュウレンジハバチはバラの天敵と呼ばれているらしい。
ほほう、バラによくつく虫で有名なんですね。
成虫はバラの茎などに産卵します。
産卵された茎は、やがて縦に裂けます。
幼虫は、葉裏に群生し、葉のふちから葉を食べます。
茎の裂け目に木工ボンドを垂らして、チュウレンジハバチ対策
ネットを検索してみたら、チュウレンジハバチの産卵部分の裂け目に木工ボンドを垂らし、駆除対策としている方がいました。
チュウレンジハバチの卵が窒息するので、チュウレンジハバチが増えない、と。
なんて賢い方なんだ!!!
というわけで、お知恵拝借で、真似してみました。
よーーく庭のバラの茎を確認してみたら、つるアイスバーグだけではなく、
- リオサンバ
- オデュッセイア
- ジャストジョイ
- チェリーボニカ
にもチュウレンジハバチの産卵の跡がありました。
すでに大きくて、茎がかたい
- キャプテンピンク
- イネス
にはチュウレンジハバチの産卵の後はありませんでした。
チュウレンジハバチは「メスが花咲く植物に穴を彫って卵を産む」わけですが、茎がかたいバラだと、穴が彫れないんでしょうね。
なるほどねー。
自分の庭の世界だけでも、知らないことだらけなんだなあ。
産卵の跡の裂け目に木工ボンドを垂らしておきました。
効果に期待!!!
すでに孵化した後だったりして
木工ボンドを垂らしてから気づいたんですが、うちのバラに関しては、すでにチュウレンジハバチが孵化した後かもしれないですね。
だってチュウレンジハバチが庭にいるのを見たもん。
もしそうなら、木工ボンドは意味がないですね~~~。
いやはや。
番外編:虫や微生物や雑草などの生態系を丸ごと生かす自然農法
私なんかは、虫を見つけたら、木工ボンドやらピンセットやらで虫を取り除いてしまっているけれど…。
世の中には、虫や雑草や微生物も大きな生態系のサイクルの一部、という考え方で、そのままにしておく農法もあるんですねー。
私なんかは、庭に雑草が生えてくるのが嫌なので、まわりにグランドカバーやコンパニオンプランツを植える派ですが、
自然農法、それでもいいみたいですね。
生物多様性か~。
なんか、最近の猛烈な暴風雨を見ていると、もう環境破壊を見て見ぬふりをするのは限界があるよね~。
自分の家の園芸をしている時に、地球規模の環境、みたいな壮大なことまでは考えたことなかったけど… でも、農薬とか化学肥料とかを使わずに、植物がうちに秘めている生命力で伸び伸びと命を謳歌してほしい気持ちはあるなあ。
無農薬バラ栽培、あこがれるなあ。