インドアで振り返る

新苗イングリッドバーグマンがもうすぐ咲きそう(2021年8月28日土曜)

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残暑で蒸し暑い。

日が短くなって、秋の虫が鳴いている。

あっという間に9月だなあ。

バルコニーのイングリッドバーグマンの新苗が蕾をつけている。

イングリッドバーグマンが家に届いたのが7月22日で、それからすくすくと育ってくれた。

新苗は秋までは摘蕾した方がいいという意見をよくネットで見かけるけれど、私はイングリッドバーグマンの花が見たくて、摘蕾をやめた。

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そしたら、イングリッドバーグマンの蕾がほどけかけている。

蕾は3つあるが、あと数日で咲きそうな大きな蕾は、写真の右のもの。

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植物を育てていると、時間はかかるけど、自分が植えたものや種をまいたものは、いつかは花を咲かせるんだなあ。

育てている途中に枯れてしまう植物もあるけれど、植えないと咲かない。

これは人間も同じで、自分が何かこうなりたいなあ、これをやってみたいなあ、ということがあったら、まずはやってみる、希望の種をまくというのが大事なんだなあ。

植物を育て初めて、虫に葉っぱや蕾を食べられたり、強風で植物が折れたり、湿気で黒点病になったり、猛暑で葉っぱが黄変したり、と新しい経験をたくさんした。

そのたびに、多少がっかりしたり、うんざりしたり、疲れたりしながらも、どうやって対処をしたらよいのか、少しずつ理解することができた。

こうやって、自分が喜びを感じることを、ずっと続けていくと、時間が味方をしてくれて、知らず知らずのうちに色々と学ぶことができるんだなあ。

植物が、自分のペースで生き生きと成長するように、

人間の自分も、焦ることなく、怒ることなく、静かな心で、生き生きと成長したい。

植物が本来の自分の姿に成長していくように、人間も本来の自分の姿になるのが成長なんだろう。

植物は図鑑なんかがあるので、成長するとだいたいどんな風になるのかがわかるけど、

人間の場合は、自分がどういう風になるのかがよくわからないところが、違う。

庭のグランドカバーも広がった。地面が緑でおおわれている。

クラピア_20210828_001緑の地面に、バラの差し色が映える。

1年前の庭と、別の世界みたいだ。

こんな家に住むことができて、幸せだ。