バラを強くするために土壌微生物を増やそう(2021年9月13日月)
土壌微生物を増やすであろう方法
無農薬バラ栽培で黒点病が広がってしまったのは、色々な原因があるけれど、株自体が弱い、というのが1つあると思う。
生命力にあふれているバラだったら、長雨が続いても、あんなに黒点病が広がらないのではないだろうか。
昨日は仕方なくダコニール1000(殺菌剤)を撒いたけれど、化学農薬を使うのは諸刃の剣で、化学農薬は有用微生物も殺してしまうと思う。
有用微生物(善玉菌)を増やしそうなことを列挙してみる。
有用微生物(善玉菌)を増やしそうなこと
- えひめAI-1を土と葉っぱに撒く(酵母菌、乳酸菌、納豆菌、糖類、水)
- キトサンを土に撒く
- 菌根菌(バラ科の植物と共生するアーバスキュラー菌根菌)を土に撒く
- 資材を撒いた後、水をかけて、微生物や増えやすいようにする
- 葉面散布をする時は、黒点病の原因にならないように、水分が乾きやすいタイミングで葉面散布する
で、もちろん、色々な資材で有用微生物(善玉菌)を増やすのも大事だけど、「どんな風に」「どのタイミングで」有用微生物を使うのか、使い方も大事だと思う。
闇雲にただ撒くのではなく、工夫をしよう。
えひめAI-1(えひめあいいち)とは?使用方法は?
えひめAI-1(えひめあいいち)とは?
えひめAI-1は酵母(パン酵母)・乳酸菌・納豆菌を糖蜜で発酵培養した液体です。
愛媛県産業技術研究所(旧愛媛県工業技術センター)が、 家庭雑排水等の処理対策のために開発しました。
えひめAI-1(えひめあいいち)を早速購入しました。
土壌改良と葉面散布では使い方が違うんだそうです。
- 土壌改良の時は、えひめAI-1を現役で散布
- 葉面散布の時は、500倍に希釈して散布
ちなみに、えひめAI-1を排水管に毎日流すと、微生物や酵素がつまりや悪臭の原因となるものを分解するので、悪臭やつまりが解消するそうです。
えひめAI-1、すごいですね。
動画もありました。