庭いじる

バラの薬害。薬剤がかかりづらい奥の方の葉っぱは健康(2022年10月2日)

し_消毒

昨年(2021年)はバラの黒点病はありとあらゆる虫の害に悩まされたので、2022年は春以降、定期的に薬剤を散布しています。

多い時は週1、少ない時は月1。薬剤散布をしていました。

実際、虫の害もないし、黒点病もでませんが、その代わり、薬害がひどいです。

去年は濃い緑色だった葉も、あかるい黄緑色だったり、

葉の外側が黒くなったり、

葉が錆びたようになったり。

あと、薬剤のせいだけかはわかりませんが(今年は関東の梅雨明けが早かったので、気候の影響もあるのかもしれません)、

噴霧器で薬剤がかかりづらい、奥の方の葉は健康なので、

やはり薬剤の影響だと思うんですね。

全てのバラの成長が遅いです。

去年、ほとんど農薬を散布しなかった時の方が、バラの株の成長スピードが速かった。

葉っぱの色がおかしくなるのは、ダントツで、有機リン系の殺虫祭の

  • オルトラン水和剤
  • トクチオン乳剤

を散布した後が多かったです。

ただ、薬剤散布しなければしないで、黒点病や虫の害がひどいので、

  • 薬剤の濃度を、規定よりも、少しだけ薄くする
  • 特に、有機リン系のオルトラン水和剤とトクチオン乳剤は、少なめにする
  • 薬害がでやすい株には、散布の量を減らす

といった工夫が必要ですかね。

人間でも、同じ薬を飲んでも、副作用が出てしまう人もいれば、ピンピンしている人もいますもんね。

こうやってトライアンドエラーでやっていくしかないのかなあ。

ニームオイルやニームケーキを駆使して害虫から植物を守り、納豆菌などで黒点病から植物を守り、無農薬でバラを育てている方も、いるにはいるんですよね。

でも、そういう方の環境を見ると、

  • 庭の土の面積が少ない(花壇以外はコンクリートやレンガで固めてある、もしくは鉢植え)
  • 植物があまり雨に当たらない

という特徴があり、うちで同じことができるのか謎です。