インドアで振り返る

世界に一つだけの花(槇原敬之)の歌詞の意味を考察!感想や作成秘話も!

small_pinkFlowers

Contents

『世界に一つだけの花』の歌詞の作成秘話

『世界に一つだけの花』はどんな歌?

『世界に一つだけの花』はどんな歌?

槇原敬之さんが2003年SMAPに提供した曲。人間賛歌。

『世界に一つだけの花』作成秘話

槇原敬之さんは、SMAPに提供予定の曲ができず、ふて寝していたそうです。

朝目覚めると、槇原さんの頭の中に花屋の店先に花がワーッと並ぶ映像が浮かびました。

その花はアップになると、どれも美しい。

その花をそのまま描写するように曲を作り、『世界で一つだけの花』が完成したそうです。

作成にはトータルで30分かからなかったとか!

日陰ひまわり1
日陰ひまわり1
俗にいう『曲が降りてくる』とはこういうことなのか~
日陰ひまわり2
日陰ひまわり2
槇原敬之さん、天才
日陰ひまわり1
日陰ひまわり1
創造というよりも、降りてきた映像を描写したというのが面白い
日陰ひまわり2
日陰ひまわり2
実は世界の色々な芸術も、壮大な目に見えない世界からのアイディアをキャッチして、それを写実していたりしてね

『世界に一つだけの花』の歌詞の意味の考察

『世界に一つだけの花』の歌詞の意味を考察

歌詞の解釈はどれも正解で、

ひとりひとりが心の奥底で感じたことがその人にとっての真実だと思います。

ここでは、私が『世界に一つだけの花』の歌詞を読んで、歌を聞いて

『これが歌詞の意味だろう』と感じたこと(考察?)を書きます。

『一人一人違う種を持つ』の意味

Tanpopo

歌詞に『一人一人違う種を持つ』とあります。

これは一人一人が神聖な使命をもって地球に生まれてきているということだと思います。

人間として肉体をもって生まれると、

肉体レベルの意識からは使命についての記憶は消えてしまうけれど、

魂レベルでは使命をしっかりと覚えていて、

その魂レベルの記憶が「どうしても、これをやりたい」という情熱を呼び覚ましたり、

「これをやっている時は体中からエネルギーが湧きあがってくる感じがする」という喜びの爆発を起こしたり、

しているように思えるんです。

他の人たちが全く興味を持たないようなことに

自分がすごく心を惹かれたり、

生きがいを感じるのは、

これは生まれ持った使命が一人一人違うからではないかと。

人間の小さな尺度で人間同士を比較をするのではなく、自分という種を成長させ、自分の命を全うすることが、生き物の姿なのかなと感じます。

日陰ひまわり1
日陰ひまわり1
どんな人の使命も、その人独自の内側の神を表現していくものだと思う。
日陰ひまわり2
日陰ひまわり2
それはとんでもなく崇高で、人間のちっぽけな脳みそが優劣を判定できるような次元を超えているんじゃないかなあ
日陰ひまわり1
日陰ひまわり1
そう考えると、ナンバーワンにならなくていい、という歌詞もスーッと入ってくる

『その花を咲かせることだけに一生懸命になればいい』の意味

自分の花を咲かせる
歌詞に『その花を咲かせることだけに一生懸命になればいい』とあります。

これは『自分の使命をこの地球で実現することにだけ、一生懸命になればいい』という意味だと思います。

「命を使う」と書いて「使命」ですが、自分が地球に生まれる前に、人間の肉体をもって地球に生まれた自分が、地球上で何を実現するのか、決めてきているのだと思います。

そのために地球に生まれてきているので、文字通り、「その花を咲かせることだけに一生懸命になればいい」のではないかと。

日陰ひまわり1
日陰ひまわり1
人間の決めた枠内でナンバーワンになることと、自分の地球でのミッションを達成することが、必ずしもイコールではないんだろうね
日陰ひまわり2
日陰ひまわり2
魂レベルの壮大な視点だと、オンリーワンの自分がオンリーワンの使命を実現することほど大切なことはないのかも
日陰ひまわり1
日陰ひまわり1
『使命』の意味を国語辞典で調べると、『与えられた重大な務め。責任をもって果たさなければならない任務。』と書いてあるもんね

ヒトを花に例えた理由

Canva - Selective Focus Photography of Pink Peony Flowers

槇原さんが作成秘話で話している通り、人間を花に例えた直接の理由は、花屋の店先に飾ってある花の映像が降りてきたから。

でも、私はそれだけではないと思います。

美しく咲き誇る花を見て、「この花はあの花よりも劣っている」「この花はあの花よりもエライ」と感じる人はいません。

「どんな生命にも、その生命の美しさや尊さがあるんだ」と人間が素直に感じることのできるのが花ではないでしょうか。

これが花ではなくて昆虫だったりすると、虫嫌いの人は「どんな昆虫も美しい」とは思いづらいです。

日陰ひまわり1
日陰ひまわり1
花はただそこにあるだけで素晴らしく、周りを魅了する存在
日陰ひまわり2
日陰ひまわり2
花は、見た人や香りを嗅いだ人に、喜びや感動を与える
日陰ひまわり1
日陰ひまわり1
喜びを得た人や、感動を得た人がそれを外側に表現すると、喜びや感動の連鎖が生まれていく
日陰ひまわり2
日陰ひまわり2
人間もそういう存在なんだね

『世界に一つだけの花』の歌詞の感想

small_Canva - Close-up Photo Of Yellow Petaled Flowers (1)

『世界に一つだけの花』は人間賛歌の歌、愛の歌!

どんな人も、心の奥底ではありのままの自分を肯定し、愛し、

ありのままの他人を肯定し、愛したいと願っているけど

人間の肉体を持って地球に生きていると

その心の奥底の声が聞こえなくなってしまうこともあります。

例えばだけど、大声で独り言をわめきながら看板を蹴飛ばしている見知らぬ人が歩いていたら(←そういう人を実際に今日目撃した)

『愛したい』『そのままを肯定したい』とは思いません。

まず、怖さが先にきます。

『やべー奴いるから、ちょっと距離を置いておこう。

急に周囲の人に襲い掛かってくるかも』

と思います(笑)。

日常生活を生きていると、こうやって心の奥底にある人間賛歌の気持を封印してしまいがちなんだけど、

『世界に一つだけの花』を聴いて、歌詞をかみしめると、愛の心を思い出すの、つかの間。

つかの間だとしても、塵も積もれば山ですよね。

『世界に一つだけの花』に対する世間の声

自分の感じたことばかりを書いたので、最後は世間の人たちの『世界に一つだけの花』に対する声を載せます。

この歌に励まされた人は本当に多い。

日陰ひまわり1
日陰ひまわり1
あ~、草彅くんのドラマでも使われた曲だったんだ

日陰ひまわり2
日陰ひまわり2
多くの人に愛されている曲!